梅團治の「梅満会」日記
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2023/05/05(金) 二代目桂春之輔誕生
  7時前に目が覚めて、キッチンのカーテンを開けました。7時になってから洗濯・・・あまり早くから洗濯機を回すとお隣さんに迷惑だと思っています。洗濯が終わるまで二度寝。洗濯物を干してから朝食・・・カップ麺です。
 小梅は10時過ぎには出掛けて行きました。「壱之輔改め 二代目桂春之輔襲名披露公演」の鳴物を補佐する仕事だそうで、11時入りだそうです。
 私が自宅を出たのは11時半頃・・・いつもは日本橋へ行くのに堺筋線を使うのですが、今日は初めて千日前線で行きました。その方が安かったんですわ。
 12時15分には楽屋入り・・・大勢のスタッフや噺家が来ています。13時に開演・・・番組は「猫と金魚」咲之輔・「アルカトラズ病院」小春團治・「鰻の幇間」春團治・「読書の時間」文枝〜中入〜『口上』ざこば、文枝、仁智、鶴瓶、春團治、春之輔(司会:小春團治)・『漫才』海原はるか、かなた・「青木先生」鶴瓶・「ハンカチ」春之輔・・・800人ほどの客席が満席で、終始温かいお客さんの声援に包まれて和やかな空気の中、番組は進みました。コロナ禍だったのが嘘のようです。ホンマに良いタイミングで襲名をしたなぁと思いました。
 新・春之輔はトリで「ハンカチ」を熱演・・・口上の時の後ろ幕をお金を出し合って作ってくれたのが同級生、そして「ハンカチ」に出てくる登場人物は覚え易いように同級生の名前にしていたので、感謝の気持ちを込めてこのネタを選んだそうです。
 彼が入門志願で中座の楽屋口にやって来た時から知っています。高校を中退してからは毎日のようにパチンコをしたりして、働きもせずにブラブラしていたそうです。テレビ番組「らくごのご」を観て、この人や!と思って、当時の春之輔師のところに入門志願に・・・普通は、ざこば師か鶴瓶師のところへ行くのんとちゃう?と思いましたが、これがヒラメキなんでしょうね。彼が入門した当時は私が梅團治襲名で無茶苦茶バタバタとしていた時、彼がズーっと師匠に言われて私に付いて手伝ってくれたのを覚えています。その時に分かったこと・・・字がヘタ。それに名前のイチノスケも付ける時も・・・今の四代目はイチ之輔というのは考えていたんですが、イチという漢字で悩んでました。私の襲名の件があったので、一緒に居た時に相談されて・・・私が「壱」はどうですか?祝儀袋の「壱」と言ったので決定した訳で・・・ちょっとだけ名付け親でもあります。
 素晴らしい襲名披露公演でホンマに良かった・・・こんな豪華なメンバーの方々に出演をしてもらった後、トリで噺をやらせてもらうというのは貴重な体験ですから、一回りも二回りも成長したと思います。
 終演後、道を挟んだ反対側にある中華料理店で打ち上げ・・・この店に集まったのはお囃子さん、お茶子さん、そして噺家だけ。新・春之輔師はこの打ち上げがオヒラキになった後、次の打ち上げ会場へ向かいました。まだ明るいです。
 私は帰る小梅と別れて、なんばウォークの立ち飲み屋で7〜8人で二次会・・・小春團治師がご馳走してくれました。
 自宅に戻ったのは22時半過ぎ、すっかり酔っていて・・・よく無事に帰って来られたものです。電車を乗り過ごさなかったのが不思議なぐらい。蒲団へ直行して、そのまま爆睡。

◎師匠の前名・春之輔を襲名して、初めて高座に上がる瞬間(大阪・国立文楽劇場にて)◎


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